オーガニックとは語源的には生物を意味します。人間は太陽系の中の地球に発生した多くの生物のうちの一つです。このため自然から離れては生きられないだけではなく他の生物とも密接な繋がりを持っています。
しかし人間社会が発展するうちに食糧の増産が必要となり、自然界にはなかった化学肥料や農薬を使って一見豊かに見える社会ですが実際は悪性の新生物(ガン)などで死亡する人が増大一途となっています。
現状が続けば人間社会は滅亡するでしょう。
自然の子である私たちはこの現実から未来を考える人々と力を合わせて、自然の農を尊ぶ有機栽培農業や日本人本来の食生活を取り戻し、近代的医療で治らない病気の回復を願う人々の健康のための「第二の医療」を伝えていきたいと考え、当農尊を立ち上げました。
貴方もぜひご参加されるよう呼びかけます。
農尊が原点と考える『農・食・医』
「農と食と医をつなぐ」活動とはどんなことをしているのか?
これは健康に生きていくために知っておかなければならない三つの原点なのです。これが簡単な事ですが軽視されています。
人間は地球上に生活する原始時代から食糧の中心は野生の植物でありその栄養による生命と健康は今日の栽培農耕に続いています。
さらにこの農産物を加工して食養に供するためには食べるべき量、質、食べ方を誤らないようにすることが食の原点の一つなのです。この三つの原点を尊重する生活の中からも、何らかのきっかけで病気になる場合はあります。回復への努力と健康を持続するためには農耕と食糧と医療の三つを自然界から離れていないかを省みる生活によって生命を維持する血が綺麗になっていき回復していきます。
「血の汚れ」が病気の原点です。三つの原点は健康と長寿のカギであるわけです。
筆者:伊藤傅一